2026年09月25日
【行事報告】へちま加持祈祷会を厳修いたしました
「暑さ寒さも彼岸まで」と申しますように、厳しかった暑さも少しずつ和らぎ始めました。
先般、9月25日(金)の十五夜、午前9時から午後4時までの間に計8座、当院恒例の「へちま加持祈祷会」を無事に厳修いたしました。
当日は不安定な天候ではございましたが、多くの皆さまにご参拝いただき、寺院職員一同、たいへん有難く感謝いたしております。
へちま加持祈祷会では、長引く咳や喘息、さまざまな病に悩まれている皆さまが、少しでも心穏やかに日々を過ごせますよう願いを込め、お一人おひとりにお加持をさせていただきました。
また、さまざまな出来事や健康への不安を抱える中で、多くの皆さまがご自身の身体や日々の暮らしについて改めて考える機会にもなったことと思います。
今年ご参拝いただいた皆さまが、来年も元気なお姿で再びお会いできますことを、心より願っております。
住職:佐藤
へちま加持とは
「へちま加持」とは、古来より天台に伝わる「病人身體加持祈禱(びょうにんしんたいかじきとう)」に基づき、咳や喘息をはじめ、さまざまな病や悪い因縁などをへちま(糸瓜)に封じ込めると伝えられている秘法です。
この祈祷は一年に一度、仲秋の十五夜の日(旧暦8月15日)に厳修されております。
特に当院では、「へちま地蔵尊」が受持する糸瓜(へちま)の中に、病や悪事などを封じ込めると伝えられております。
また、昔から「糸瓜水(へちますい)」が喉に用いられてきたことや、仲秋の頃にへちま水が多く取れたことなどから、へちまは咳や喘息などにまつわる民間の伝承とも結びついてきました。
へちま加持祈祷会は、こうした古くから伝わる祈りと信仰を受け継ぐ、当院ならではの年中行事のひとつです。
皆さまそれぞれの願いを胸に、へちま地蔵尊へお手を合わせていただければ幸いです。
合掌
住職:佐藤



