2026年01月20日
【拙僧・義雲のつぶやき】お地蔵さまが伝えてくださる歴史
以前にも少しお話いたしましたが、お地蔵さまは、それぞれ異なる表情をしていらっしゃいます。そして、そのお顔は見る角度によってもまた違って見えるものです。
正面から、横から、少ししゃがんで…。あるいは、その時の皆さまのお気持ちによっても、感じ方は変わるのかもしれませんね。
さて、こちらのお地蔵さま(当院の六地蔵巡りの六番地蔵さま)のお顔やその周辺には、黒い部分と白い部分がまだら模様のように残っています。
実はこれ、今から約100年前の1923年(大正12年)、関東大震災直後に発生した火災旋風による燃焼の跡と伝えられております。
境内の建物は奇跡的に大きな被害を免れ、江戸時代から続く山門や貴重な古文書も、今なお受け継がれております。
長い年月を経た今もなお、そのお姿で歴史を伝えてくださる六番地蔵さま。
当院へお参りの際には、ぜひ足を止め、お手を合わせていただけましたら幸いです。
……長い“つぶやき”、失礼いたしました🙏



