浄名院について
江戸時代から続く名刹「浄名院」
緑に恵まれた広い境内は、都会の喧騒を忘れさせ、ゆっくりとした時が流れています。自然と静寂に包まれた空間は、こころに安らぎを感じさせます。

上野さくら浄苑を運営するのは、天台宗の名刹「浄名院」です。
浄名院は寛文6年(1666年)に開創され、四代将軍徳川家綱公の母・宝樹院の菩提所として栄えました。ぜんそく・病気平癒を祈願する「へちま加持祈祷会」で全国的に知られており、別名「へちま寺」とも呼ばれています。
1600坪を超える広い境内は、数多くの石地蔵尊で埋め尽くされています。これは、第三十八世妙運大和尚が、民衆の幸福と仏恩に報いるため、「八万四千体地蔵尊の建立」を発願されたもので、八万四千体地蔵尊の建立成就を目指し、現在も地蔵尊像の数は増え続けています。
(2018年3月現在:境内約二万六千体、全国合計約四万八千体)
住職ごあいさつ

山門

八万四千体地蔵

江戸六地蔵
緑に覆われた境内は約千六百餘坪

本堂

うかがい地蔵

へちま地蔵
出会いのご縁に感謝
当院は、これまで一部の檀家の方にのみ墓地を開放してまいりましたが、創建350年を迎えるにあたり、より多くの方々に、身近で心静かに、故人やご先祖様と向き合う機会をもって頂きたく、「上野さくら浄苑」を開苑致しました。
すべての出会いは縁あればこそ。この出会いに感謝し、是非当院とご縁を結んで頂ければ幸いです。
第45世住職 佐藤良和